ブルーノ・ガンツのヘルダーリン

 書肆 砂の書より、ブルーノ・ガンツ(→Wikipedia)(ヴィム・ヴェンダースが監督した《ベルリン、天使の詩》をはじめ、多くの作品に出ています)がヘルダーリンの詩を朗読したCDが届きました。つぶやくような、それでいてよく響く声に魅了されました。なにを言っているのかは理解できないのですが、耳を声にあずけました。
 このCDには、パウル・ツェランによるヘルダーリンの詩の朗読も収録されております。

 関連する書籍はたくさんありますが、そのうちのいくつかを下記に列記します。
ハイデッガー ←『ヘルダーリンの讃歌 イスター』(ハイデッガー全集 第53巻、創文社)
P・ラクー=ラバルト、ハイデガー『貧しさ』(藤原書店、2007)
同著『経験としての詩――ツェラン・ヘルダーリン・ハイデガー』(未来社、1997)
ジャン=リュック・ナンシー『神的な様々の場』(松籟社、2001)

個人の重み…

 ずいぶんとナイーブな表題をつけたものですが、さいきん読んだ本のなかから印象にのこった2つをご案内します。いずれも、刊行されてから、けっこう日がたっていますので、ご存知の方のほうが多いでしょう。

パワーズ

リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』(みすず書房、2007年5月発行)

 「訳者あとがき」にも引用されている文章を本文から抜粋します。

「集団の意志の切れぎれの開花、協同することの利点、それらが軒並み衰退し、崩壊する。政体が有権者を乗っ取る。〈防衛する(ディフェンス)〉は他動詞となる。恐怖心が悪夢的な非常時について警告し、それによってまさにそうした非常時をつくり出す。誰もが相手に対して、自分にやられたくないことをやられる前にやる。」(本書372頁より)

「われわれはときに、自分の意志で行動するよう他人にけしかけてもらう必要がある」(178頁など、または75-78頁)という逆説の「なぞなぞ」から、物語は歴史のただなかへと展開してゆきます。


中井久夫


中井久夫『こんなとき私はどうしてきたか』(医学書院、2007年5月発行)

 精神科病院での講義録がもとになっています。やわらかな語り口ですので、すぐに読みとおすことができます。でも、ひとつひとつの言葉にたくされた経験の重みが、再読をうながすと思います。
 本書にかんしては、毎日新聞に書評が載っております。なんども読みかえしたくなる、そんな本だと思います。

『何も共有していない者たちの共同体』第3刷完成

 アルフォンソ・リンギス著『何も共有していない者たちの共同体』の重版(第3刷)が完成いたしました。2週間ものあいだ在庫をきらしてしまい、申しわけございませんでした。お詫びいたします。いまは、すぐにでも出荷可能でございます。

「都市-文化-記憶」研究会(7/28)

■「都市-文化-記憶」研究会企画
「阪田三吉と「ディープサウス」の誕生」

▼日時:2007年7月28日(土) 18:00~20:30

▼会場:立命館大学衣笠キャンパス創思館403+404号室
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/campus/kinu.html

▼報告者:酒井 隆史(大阪府立大学人間社会学部准教授/先端総合学術研究科非常勤講師)

▼報告趣旨
 稀代の将棋指し阪田三吉の、その社会的な位置の変化とあいともなった空間的移動の軌跡は、近代大阪の決定的な空間性の形成、大阪はもちろん日本あるいは東アジアの近代化における湾曲された特異点、大阪「ディープサウス」の形成を描いてもいる。そして、阪田三吉の将棋指しとしての成熟の過程には、表象の水準で、近代化する大阪の自意識がまといつき、それは「阪田三吉と通天閣」という形象としていまだに倒錯的に輝いているのではないか? なぜ、北条秀司の手になる新国劇のための戯曲から、伊藤大輔監督によるその映画化『王将』の三たびのリメイクにおいて、通天閣は崖の風景から、つまりは夕陽丘から撮られるのか? なぜ川島雄三監督の作品において、通天閣はいくどもやはり崖のうえから撮られるのか? ……などといった問いに導かれながら、空間分析、表象分析、都市史、統治の分析をどのように、「都市誌」的記述へと結びつけていくか、を課題としたい。

*無料、参加自由です。

★この企画の紹介ページ
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2007/0728.htm

★「都市-文化-記憶」研究会
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/ucms.htm

いくつか、ブックガイド

 『英語教育』(8月号、大修館)の特集「夏休みブックガイド:私の選んだベスト3」で、『抵抗の場へ』がとりあげられました。選んでくださったのは、巽孝之氏です。
 巽孝之氏には、『ニュー・アメリカニズム――米文学思想史の物語学』(青土社)、『「2001年宇宙の旅」講義』(平凡社)、『『白鯨』アメリカン・スタディーズ』(みすず書房)などなどの著作があります。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 『週刊 読書人』(2007年7月27日号)の特集「2007年上半期の収穫――アンケート、印象に残った本」として、『排除型社会』と『抵抗の場へ』がとりあげられています。選んでくださったのは、阿部潔氏です。
 阿部潔氏には、『日常のなかのコミュニケーション――現代を生きる「わたし」のゆくえ』(北樹出版)、『空間管理社会――監視と自由のパラドックス』(編著、新曜社)などなどの著作があります。

催しのご案内

 ジュンク堂書店・大阪本店にて、下記の「トークセッション」が行なわれます。

バイオポリティクスとは何か
――生きて存(あ)るを学ぶために――
美馬達哉 × 立岩真也

〈生〉を貫き強力に作動する政治力学、
恐怖と予防を上昇させネオリベラリズムとも共鳴するその力の本質とは何か。
気鋭の論客と、生命倫理分野での発言が注目される社会学者による初対談。

2007年 9月29日(土曜日)18時より
ジュンク堂書店大阪本店:3階喫茶にて。
入場料500円(定員40名)
受付:3階サービスカウンターにて。電話予約可能。
TEL 06-4799-1090 FAX 06-4799-1091

『抵抗の場へ』:『英語青年』に書評

 『抵抗の場へ』の書評が、『英語青年』(8月号、研究社)に掲載されました。評者は齋藤一氏です。
 齋藤一氏の著作には、『帝国日本の英文学』などがあります。

「インパクション」158号の特集

インパクション158号

 「インパクション」(2007年7月10日発行:本体1200円)の特集は、「〈非正規化〉する対抗の場:労働ではない「お仕事」?」です。「スタジオ・ボイス 8月号」よりも、こちらのほうが、おすすめです(偉ぶった言い方ですが、やはりそれでもなお、おすすめです)。

 以下、特集にあたっての巻頭の言葉より抜粋します。(全文ではありませんので、現物をお求めくださいませ。)

 近年、男女共同参画の施策化やセンターの設置、市民運動におけるNPO法人化など、対抗運動の主張が制度化しつつあると言われる。だとすれば以前より存在していた図書館や公民館なども含めて、オルタナティブな社会的・文化的価値を創造・発信するところとして制度化されたさまざまな場、いわば「対抗の場」は、確実に市民社会の中に場所を拡げているのだろうか。だが新自由主義の席捲の下、「対抗の場」がある種の企業化を強いられ、「運動体にも経営感覚が必要」「市民の理解を得られるような〈成果〉を出さなければならない」という圧力が強められているとも言われる。その結果、制度化の中でポジションを得られた一握りの人と、それ以外の人との間のさまざまな懸隔が「対抗の場」内部で拡大している。非正規の不安定な身分で、低賃金、社会保障もなく働くスタッフが、人手不足から長時間労働を余儀なくされ、あげくの果てに「雇い止め」される、という問題は、女性センターやNPOにおいてこそ深刻化している。
[中略]
 いま「対抗の場」を分裂させ、オルタナティブな社会的・文化的価値を創造・発信することの希望を失わせかけている力学を、今一度見つめ直したい。


【目次(一部分)】

■オルタナティブ・ワークの企業化にどう対抗するか(古田睦美)
■正社員ではない働き方:パート労働からスペースの専従へ(金田麗子)
■フェミニズムへの致命的な忠誠心?:女性センターの場合(成定洋子)
■今、公共図書館で起こっていること(鎌倉淑子)
■支援者を雇うということ(地主明広)
■生協は新自由主義と共存できるのか:格差社会と生協の危機(金靖郎)
■ペイドワーク/アンペイドワーク:コミュニティ・カフェ事業の実践から(亀口マカ)
■柔軟・安定的な雇用確保と予算縮小の間で(岸本聡子)
■「対抗の場」と「再生産」の保障(海妻径子)


「スタジオ・ボイス」8月号の特集

スタジオボイス8月号


 「スタジオ・ボイス」(2007年8月号:定価680円)の特集は、「政治を考える!」です。巻頭の言葉によると、「創刊30年を経て「SV」が初めて政治の特集を行う」とのことです。目次の一部分は下記です。

特集  政治を考える!
"自分で考える"ためのガイドブック

■ON POLITICS
アートワーク(できやよい)

■HELLO, JAPAN, HOW ARE YOU?
対談 田中康夫×宮台真司

■WAR OR UNION?
対談 小熊英二×雨宮処凛

【SV CRITICAL TOPICS】
■ナショナリズムと自衛権(大澤真幸)
■政治問題としての若者(本田由紀)
■国際政治(田中 宇)
■カルチャー、メディアと政治(竹熊健太郎)

■男と女の政治学
対談 斉藤環×澁谷知美

【COLUMN】
■「ベーシック・インカム」とはなにか?(水越真紀)
■右翼≒左翼?(栗原裕一郎)
■戦後日本文学とアメリカ(の影)(栗原裕一郎)
■北米におけるオルタナティブな政治(高祖岩三郎)
■文化は政治からの避難場所ではない!(水越真紀)
■憲法改正すればいいじゃん!(三田 格)

【GET UP A RIOT】
■マンゼン・トトール
■外山恒一インタビュー
■政治ポジション・チェック!

■クリエイターたちの“政治についてひとこと“
(ECD/宇川直宏/松江哲明/菱田雄介/岡田利規/タカノ綾/吉永マサユキ)

■政治漫談 あの話はどこへ行った?
柄甚原権三×荷懲素啓司

■初心者のための政治アイテム22!

『死想の血統──ゴシック・ロリータの系譜学』

『死想の血統』

 『死想の血統──ゴシック・ロリータの系譜学』樋口ヒロユキ著(冬弓舎)が刊行されました。おもしろいです。おすすめです。
 詳しくは、冬弓舎のサイトをご覧くださいませ。目次や「はじめに」の文章を読むことができます。

【帯文】
平成の澁澤龍彦、ここに降臨。
本書は、暗黒少女のための聖書であり、
美術史に捧げる劇薬だ。
――今一生(ライター・編集者)

天衣無縫にして満身創痍。
鏡の国の行く末を憂う
すべての縫合少女たちへ!
――やなぎみわ(現代美術作家)

【仕様】
定価2415円(税込)
ISBN978-4-925220-22-4
四六判/並製本/328頁/カラー口絵4頁
口絵写真:恋月姫/清水真理/与偶

【本書「はじめに」より】
……この本はゴス好きのビギナーに向けて書かれた本であると同時に、ゴスロリを周りから見て理解不能の烙印を押している「普通の人々」のための本でもある。また、同時にどっぷりゴスにはまっている人、既にアーティストとして活動している人が、「社会の中でゴスはどういう位置を占めているのか」を考える上での、何らかのヒントにもなるはずだ。この本は誰が読んでも構わないし、誰が読んでもきっと何かの役に立つだろう。そんなふうに俺は自負している。……

『社会調査と権力:〈社会的なもの〉の危機と社会学』

 『社会調査と権力:〈社会的なもの〉の危機と社会学』(田中耕一・荻野昌弘[編]、世界思想社、定価3780円、2007年4月刊行)は、興味深いかずかずの論考が収録されております。以下はその目次です。

【目 次】

■序 章 〈社会的なもの〉の危機と社会調査(田中耕一)

【第I部 〈社会的なもの〉の変容と社会調査的な知】
■第1章 リスク社会と知の様式:不和と監視(三上剛史)
■第2章 保険と調査:もうひとつの社会調査史(小幡正敏)
■第3章 高齢者介護の計測と身体管理:介護保険による身体へのまなざしの変容(寺田明代)

【第II部 社会調査は何を行っているのか】
■第4章 薬害HIV感染被害問題調査のリフレクシヴな理解(山田富秋)
■第5章 曖昧さのない質問を行うこと:相互行為のなかの情報収集(西阪 仰・川島理恵)
■第6章 心は直観的統計学者か?:実験心理学における確率統計モデルの採用(重田園江)

【第III部 科学的(社会学的)知と権力をめぐって】
■第7章 冷戦下の社会科学と社会学:近代化論を中心に(渋谷 望)
■第8章 科学的言説と権力:身体と権力の奇妙な関係と科学的言説(田中耕一)

■終 章 死と社会調査:いま求められている実践としての知とは何か(荻野昌弘)

ジグムント・バウマンの新刊(もう一冊)

 ジグムント・バウマンの新刊書がもう一冊刊行されておりました(見逃していましてすみません)。

『アイデンティティ』
(伊藤茂訳、日本経済評論社、180頁、本体2400円)
「祖国ポーランドを追われ、外国に暮らしている著者のアイデンティティはどこにあるのか。近代を問い続けていた彼が真っ向からこの問題に立ち向かう。」(『図書新聞』7月21号の広告文より)

 原著は(たぶん)これ↓かと思います(まだ邦訳を購入しておりません)。
 Identity : Conversations with Benedetto Vecchi, Polity Press, 2004.

 The Community : Seeking Safety in an Insecure Worldは、どこか出してくれないかなあ……。

『公共空間の政治理論』

 『公共空間の政治理論』(篠原雅武著、人文書院)がまもなく刊行されるようです(8月中旬刊行予定とのことです)。篠原雅武氏は、雑誌『現代思想』(青土社)や『VOL』(以文社)などで、かずかずの論考を発表されています。当方も注目してきた方だけに、刊行がたのしみです。篠原氏にメールでお願いして、以下の、本書の輪郭を教えていただきました。

【仕様】
四六判、上製、250ページ、本体2400円(予価)

【帯文】

公共空間の成立条件とは何か?
アーレント、ルフェーブルの思想をたどり、公共性への問いを「空間」から捉え返す、現代都市論・社会理論の刺激的試み。進行する空間の均質化に抗う、丹念にして膂力に満ちた思考の誕生。

【目次】

■序 章
1節 公共空間とはなにか――問いの設定
2節 開けた閉域へ――公共空間のネオリベラル化

■第一章 境界と分離
1節 境界としての空間
2節 分離という問題

■第二章 政治空間論――均質化と差異化
1節 ルフェーブルの空間論
2節 日常生活批判から空間の政治理論へ
3節 空間概念の政治化

■第三章 公共空間の政治
1節 公共空間の開放と制限
2節 公共空間と排除空間
■結 論

「文化系女子叢書」太田出版

 先日のブログに「某出版社」と書きましたが、すでにあちこちで話題になっていました。もうすこし調べるべきでした。すみません。そのうちの、いくつかは下記です。

太田出版
http://www.ohtabooks.com/general/index.shtml#532

Scarlet Letter(文化系女子叢書サポートサイト)
http://scarletletter.sblo.jp/

Kuchinashi Blog
http://blog.so-net.ne.jp/gardenia/

「新自由主義の破綻:ラテンアメリカ社会運動の最前線」

 「新自由主義の破綻:ラテンアメリカ社会運動の最前線」というテーマで、講演会とシンポジウムが京都でおこなわれます。
 主催は、ネットワーク情況・関西、共催は、共生型経済推進フォーラムです。

■講演会講師:廣瀬純氏(龍谷大学専任講師、著書に『闘争の最小回路』人文書院、など)。
■シンポジウム・パネリスト:表三郎氏(ネットワーク情況・関西)、櫻田和也氏(NPO法人remo)、法橋聡氏・斉藤縣三氏(共生型経済推進フォーラム運営委員)、司会:境毅氏(共生型経済推進フォーラム運営委員)
■日時:7月22日・日曜日・午後1時~5時
■場所:ひとまち交流館京都(バス停河原町正面)
■参加費はカンパ制。

『ユリイカ』6月臨時増刊号

 おくればせながら……。『ユリイカ』2007年6月臨時増刊号「総特集 腐女子マンガ大系」(青土社)は、おもしろいです! 現在、第3刷めを予定しているようです。
 『ユリイカ』はこのところ、「監督系女子ファイル」(2006・12月号)、「文化系女子カタログ」(2005/11月号)、「オタクVSサブカル!」(2005/8月 臨時増刊号)などなど…を特集してきました。
 どうやらこの路線で、某出版社(青土社ではありません)が、シリーズ化したまとまった刊行点数で、単著の書籍の発行を予定しているようです。たのしみです。

ジグムント・バウマンの新刊

Z.バウマン[→Wikipedia]の新刊『廃棄された生:モダニティとその追放者』(中島道男 訳、価格3,150円(税込)、昭和堂)が刊行されました。原著は、Wasted Lives: Modernity and Its Outcasts, 2003, Polity Press. です。

目 次
第1章 はじめに設計図有り:あるいは秩序建設の廃棄物
第2章 あいつらが多すぎる:あるいは、経済発展の廃棄物
第3章 廃棄物ごとにその場を:あるいは、グローバリゼーションの廃棄物
第4章 廃棄物文化


下記の昭和堂のサイトもご参照ください。
http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/

昭和堂は、かつてバウマンの『立法者と解釈者:モダニティ・ポストモダニティ・知識人』を刊行されています。

『排除型社会』第3刷が完成しました

 『排除型社会』第3刷が完成しました。お待たせいたし、すみませんでした。

『排除型社会』:『Meets』に書評掲載

meets-2.jpg

 雑誌『Meets』(京阪神エルマガジン社発行)の8月号に、『排除型社会』の書評が掲載されました。ほぼ1ページを使って紹介されています。評者は、永江朗さんです。


ヤングの中心テーマは犯罪学で、本書でも犯罪について多くの頁が割かれている。おそらくヤングの念頭にあったのは欧米先進国、とりわけ英米の現状だろうが、書かれていることがあまりに現代日本にぴったりあてはまるので驚いてしまう。小泉政権以来、排除は加速度的に強まっている。(書評より抜粋)


 永江朗さんには、『新・批評の事情―不良のための論壇案内』(原書房、2007)、『アダルト系』(文庫版は、ちくま文庫)、『インタビュー術!』(講談社新書)など、たくさんの著書があります。

森山大道『大阪+』が刊行されました

大阪+


 森山大道『大阪+』(本体1,810円、月曜社)のカバーです。左京区一乗寺の「恵文社一乗寺店」で購入しました。読んでいるうちにオビをどこかになくしてしまいました…カバーのみの画像です。

『精神分析と現実界:フロイト/ラカンの根本問題』が刊行されました

精神分析と現実界

立木康介 著『精神分析と現実界:フロイト/ラカンの根本問題』(人文書院、本体3,200円)が刊行されました。


オビの文言より
「現実界、象徴界、シニフィアン、対象a、死の欲動…。フロイト/ラカン精神分析の基礎をなす諸問題の精緻きわまる読解。『夢解釈』から100年余り、精神分析の真の開始を告げる本格的論考の誕生。」

目 次
第1章 精神分析の反メタ言語論:マホーニィ、ラカン、フロイト
第2章 V、F、a
第3章 欲望の対象と原因:ラカンの「カントとサド」
第4章 精神分析は偶然をどう考えるか
第5章 夢と覚醒のあいだ:テュケーについて
第6章 精神分析的身体論の基礎:フロイトにおける二、三の問題圏
第7章 死の欲動についてフロイトはなにを語ったか:タナトス問題系の構築に向けて
第8章 ロラン・バルトの見えない同性愛:「母の法」についての覚え書き
第9章 質料と偶然:アルチュセールからアリストテレスへのひとつの遡行


「催し」のご案内

 下記、アース・インテグレートの川口正さんからいただいたメールを転載いたします。日時や場所などは、再度ご確認くださいませ。

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【古本と蔵書票展】
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■と き:2007年7月3日(火)~15日(日)午後1時~8時
 [土曜・最終日~6時まで]*会期中 7月8・9日休廊
■ところ:〈ギャラリーびー玉〉http://www2.odn.ne.jp/bi-damas/
    530-0038 北区紅梅町2-6 昭和ビル206号
    06-6881-2818
■作家:石田♀(大阪)、たあつこ=かおり(和歌山)、高橋宣子(芦屋)、田中栞(横浜)、千田佐知子(仙台)、中村文美(福山)、旗谷吉員(神戸)、林由紀子(三島)、前川幸夫(八幡)、柳田もとい(京都)、涌田利之(東京)、+杉本梁江堂/矢野書房/書苑よしむら/厚生書店
 〈美術・芸能・演劇・映画書〉に特徴アル古書店

天満の天神さん近くのビル2階でひっそり構えるギャラリー・びー玉では、趣向を凝らし蔵書票展を開催。今回は天神橋筋商店街の四古書店、近くの中尾エイコの「アトリエEIKO」でのカルトン制作一日教室(7月7日)なども加えてのスタンプラリーも実施。蔵書票を愉しみつつ、天三~紅梅町~南森町を散策してください。参加各店ではスタンプラリー用「紅梅帳 1」を準備・配布中。直前のOMMビルでの古書フェア(6月29日-7月1日)とともにお楽しみあれ。

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【月例会/勁版会】
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第285回 ■京都国際マンガミュージアムのこれから■

■と き:2007年7月13日(金) 午後7時~9時
■ところ:京都市男女共同参画センター(ウィングス京都)会議室
 604-8147 中京区東洞院通六角下ル御射山町262
 http://wings-kyoto.jp/
 電話075-212-7470
■参加費:会場費を参加者で頭割り
*終了後、懇親二次会を予定 参加費3,000円程度?

■ゲスト:牧野圭一(京都精華大学教授)
【略 歴】まきの・けいいち
     1937年愛知県生まれ。
     1976年から約15年間、読売新聞に政治漫画連載。
     1976年第13回文藝春秋漫画賞、1975年トルコ、シマビ国際漫画賞
     雑誌セブル賞他国際賞受賞。
     京都精華大学マンガ学部長、マンガ文化研究センター長。
共著書に『マンガをもっと読みなさい』(養老孟司、晃洋書房、05/10、本体1500円)、『視覚とマンガ表現』(上島 豊、臨川書店、07/06、本体2000円)

━━━━━━━━━━━━━━━━━
■告 知■
 ◆京都国際マンガミュージアム/研究員募集中!◆
 京都国際マンガミュージアムでは、本日=7月1日付で、研究員(契約職員)の募集を開始。
 ■応募〆切……7月14日(土)必着
 ■募集要項……ほか、詳細は下記サイトを参照
      http://www.kyotomm.com/2007/06/recruitment_0706.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━
★今後の勁版会の例会予定
8月=第286回例会/8月17日(金)納涼例会
9月例会=9月14日(金)

 [勁版会(ケイハンカイ)とは]
 京阪神の出版社・書店など、出版業界関係の現場担当者の研修・懇親会。会員外の参加・出入りもフリーな、気軽な集まり◆オブザーバー参加歓迎
 月例会は、原則として毎月・第3金曜日◆年会費・1200円=月報通信費
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 *発足後20余年の勁版会の経過は「勁版会活動年表」や「勁版会小史」~
 いずれも川口正著『本と人を糧に』(編集工房ノア刊 本体1900円)にて詳述。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


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【日本マンガ学会 関西交流部会】
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第26回 【米澤嘉博氏の業績について】
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■スピーカー:村上知彦/想田 四 ほか

昨年逝去されたマンガ評論家・米澤嘉博氏が残した業績について、親交のあった方達の思い出も交えつつ振り返ります。

■と き :2007年7月14日(土) 午後2時~5時
■ところ:中華料理店「菊華」 電話06-6375-1455
     大阪市北区豊崎4丁目3-1-1 F-A
※地下鉄御堂筋線「中津」駅1番出口出てすぐ左折、右手にRAMADAホテル(旧東洋ホテル)を見ながら東へまっすぐ250m、新御堂筋を越えてすぐ赤い提灯が目印。ランチタイムが終わると表の入り口が閉まりますので、その場合は店の真裏に回って裏口からお入りください。
■参加資格:なし(マンガ学会会員以外の方も歓迎いたします)
■参加費:会場費として500円申し受けます
■参加申込:不要
※終了後、会場で簡単な懇親会を開催いたします。会費制・学割あり

◎日本マンガ学会 http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/manga-gakkai.html

☆今後の予定
 第27回例会 8月11日(土)14時~17時
 第28回例会 9月15日(土)
 第29回例会 10月13日(土)
問い合せ miche-r.omote@nifty.com ;表智之・京都国際マンガミュージアム


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【出版学会関西部会】
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第49回 【大型書店から見た出版の現在
     ――『希望の書店論』を刊行して】

■報告者:福嶋 聡 会員(ジュンク堂書店大阪本店店長)
■と き:2007年7月24日(火) 午後6時30分~8時30分
■ところ:関西学院大学大阪梅田キャンパス(K.G.ハブスクエア大阪)
     530-0013 大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10階 1003号室 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/
◆参加費:会員/300円 非会員/500円 *終了後、懇親二次会を予定

◎日本出版学会http://www.shuppan.jp/

○準備の都合上、ご参加の場合は予めご連絡をいただけると幸いです。
 関西部会担当:吉川登 nyoshi@otemae.ac.jp


【催事】
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 関西古書研究会がジュンク堂書店大阪本店とジョイント!
 第1回【新刊・古書のコラボレーション】
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■と き:2007年7月25日(水)~29日(日)
     午前10:00~午後9:00(最終日は午後6時まで)
■ところ:堂島アバンザビル 1階ホール
     http://www.avanza.co.jp/avanza/access/index.html
■主催:関西古書研究会+ジュンク堂書店大阪本店

◆特集「本に発見 大阪のおもろいとこ!」新刊・古書の両面から大阪再発見。
◆参加予定店:古書あじあ号(旧岡田書店)/池崎書店/稲野書店/おくだ書店/清泉堂倉地書店/ブックス三京/文庫六甲/星空書房/光國家書店/古書楽人館/クライン文庫

大阪古書会館、天満天神境内、四天王寺境内、OMMビルなど、恒例の古書展会場とは違う、新たな場所での新本+古書のジョイント・フェアです。結果がよければ恒例行事として続くことになる……か?
プロフィール

洛北出版

洛北出版
http://www.rakuhoku-pub.jp/

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