「特集 書店カルチャー!?」

特集 書店カルチャー

 「L Magazine 京阪神エルマガジン」の10月号(8月25→9月24日)の特集は、「書店カルチャー!?」です。サブタイトルは、「100人の書店員と10の本棚と100冊の本」です。関西の書店員100人へのアンケート記事が、おもしろいです。

「手書きPOPや本と一緒に雑貨が並んだりはもうジョーシキ。書店員による「本屋大賞」がベストセラーになったり、ミニコミ発行や独自の棚編集など書店員たちも元気です。毎月、関西の書店事情を追っかけてきた本誌連載「本棚通信」では、変化を続ける書店の様子を目撃してきました。まさに空間も書店も動いている! 現在進行形の関西「書店カルチャー」をご覧あれ。」(特集記事より抜粋)

五山送り火

20070816

 16日は、大文字・五山送り火でした(大文字だけでなく、「妙・法」の文字、鳥居形、船形・左大文字が、京都盆地の周囲の山に浮かびあがります)。
 送り火が終わると、すこしずつ涼しくなっていくはずなのですが、今年は暑さが厳しいです。

『希土』32号

「希土」32号、2007年

 同人誌『希土』32号が発行されました。
 同誌は来年、創刊40周年を迎えるそうです。きわめて質の高い論考の掲載を、これほどまでながい期間にわたってつづけられてきたことに、敬服するばかりです(わたしなんかが言うのはおこがましいですが)。次号もその次も、仰望しております。
 編集発行人は、希土同人社、連絡先は、〒606-8522、京都市左京区下鴨半木町1-5、京都府立大学 文学部、青地研究室気付、です。定価は500円、送料は210円です。
 下記はその目次です。

動物から人間へ、人間から動物へ――トーマス・マンとダーウィニズム(一)……千田まや

気になる小説再読(四)――Th.マン『ヨセフとその兄弟たち』……山口 裕

《壁》が崩れた後――ドイツ統一後のDDR文学 (I)……國重 裕

暴君から賢者へ――18世紀ドイツ文学・オペラのオリエント像……松村朋彦

小麦粉のような雪――オトフリート・プロイスラー『クラバート』……吉田孝夫

シナの対岸にて――初期クラウス・マン覚え書……山口知三

マルボー(三)――ある伝記……ヴォルフガング・ヒルデスハイマー(青地伯水 訳)

編集後記
表紙・カット(勝村富貴)

『路地裏の社会史』の紹介

路地裏の社会史

6月に刊行されていましたので
すでにご存知の方が多いかと思いますが……。

『路地裏の社会史――大阪毎日新聞記者 村嶋歸之の軌跡』
木村和世 著
価格3,150円(税込) 2007年6月発行
A5、374頁、ISBN978-4-8122-0746-8
昭和堂

◆説明文◆
大正デモクラシーを背景として、「大阪毎日新聞」を中心に、大阪や神戸の路地裏に住んでいる人々をレポートし続けた村嶋歸之。本書では、村嶋の生涯を通して、大正期から昭和にかけて生きた人々の生活を活写する。

◆目 次◆

第1部 大阪毎日新聞記者 村嶋歸之
第1章 路地裏からのレポート
第2章 大阪小市民の源流
第3章 労農記者として
第4章 労働運動の発展
第5章 労働運動と『大阪毎日』の報道
第2部 盟友 久留弘三と村嶋
第7章 三菱/川崎造船所争議
第8章 賀川をめぐる動き
第9章 久留弘三の総同盟脱退
第10章 総同盟分裂の序章
第3部 ジャーナリストをこえて
第11章 二つの潮流の対立
第12章 盛り場からのルポルタージュ
第13章 新聞と社会事業
第14章 新しい出発

以下は『出版ニュース』(8月号)の記事より抜粋

「大阪の路地裏で「貧困」と「社会悪」にあえぐ人々の姿をレポートし続けた天性のジャーナリストがいた。[中略]彼は統計資料や聞き書きを組み合わせて労働者や貧民の肉声に迫り、路地裏に住む下層労働者が貧困の恐怖から逃れる方途を考えるのは社会の当然の義務であると訴えていた。[中略]やがて彼は労働運動へと大きく傾くことになる。本書はその村嶋の誕生から死までの波乱に満ちた足跡を当時の新聞記事や『ドン底生活』等の著作、資料でたどった。」

「都市-文化-記憶」研究会企画

 下記、「都市-文化-記憶」研究会の企画にかんする情報です。
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先端総合学術研究科公募研究会
「都市-文化-記憶」研究会企画
「阿久悠とその時代――昭和における抒情の変容」

▼日時:2007年8月18日(土) 14:00~17:45
▼会場:立命館大学衣笠キャンパス創思館401+402号室

■本企画は、去る8月1日に他界された作詞家・阿久悠氏の功績を検証するための緊急シンポジウムです。
 阿久氏がその生涯において築き上げた「歌謡曲」という巨大な文化装置を裏側から穿孔することで、多様で深層的な「昭和の抒情」の様々な断面を切りとり、それらの連続性や差異を確認する機会にしたいと思います。
 それぞれ異なった研究意識をもつ3人のパネラーが、随時音源(映像)をかけながら論点を展開してゆきます。

▼パネラー/発言テーマ
◇酒井 隆史(大阪府立大学人間社会学部准教授/先端総合学術研究科非常勤講師)
「阿久悠 距離の美学――70年代の風景とその亀裂」
◇村上 潔(先端総合学術研究科博士課程)
「女は待たせない。先に行く。」
◇山本 崇記(先端総合学術研究科博士課程)
「歌謡史のなかで変容する「戦後」」

▼タイムテーブル
14:00-15:30
 ◇プレミアム10「ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち~」(2007年8月3日、NHK総合にて放映。【出演】都倉俊一)を上映。
15:45-17:45 シンポジウム

*無料、参加自由です。
*終了後、懇親会を行なう予定です。
★詳細は、当企画の告知ページ
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2007/0818.htm
をご覧ください。

☆cf.「都市-文化-記憶」研究会
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/ucms.htm
お問い合わせは、村上まで。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/mk01.htm

催しなどの情報

 アース・インテグレートの川口正さんよりいただいたご案内をそのまま引用いたします。日時・場所などは再度ご確認くださいますよう、お願いいたします。


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【催事】
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  【読売国際漫画大賞・グランプリ三人展】
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■と き : 2007年8月10日(金)~9月2日(日)
■ところ :<京都国際マンガミュージアム> 2階 ギャラリー3 【入場無料】
   http://www.kyotomm.jp/
  604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル 電話 075-254-7414
  *マンガミュージアムへの入場料は別途必要です
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応募総数・賞金額ともに世界最大級の国際マンガコンクール「読売国際漫画大賞」グランプリを受賞した、関西在住の篠原ユキオ、柳たかを、カワキタカズヒロ三人による作品展。三氏のナンセンス1コマ漫画30点を展示する。



【日本マンガ学会 関西交流部会】
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第27回  【SFマンガのためのSF入門】
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■スピーカー:天野護堂
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■と き : 2007年8月11日(土) 午後2時~5時
■ところ : 阿倍野市民学習センター 会議室 電話06-6634-7951
       http://www.kyoiku-shinko.jp/sisetu/03/index.html
       地下鉄谷町線「阿倍野」駅下車7番出口あべのベルタ3階
 ★会場が京都から大阪に変更になりました。ご注意ください。
■参加資格:なし(マンガ学会会員以外の方も歓迎いたします)
■参加費:会場費として500円申し受けます ■参加申込:不要
※終了後、近辺で簡単な懇親会を開催いたします。会費制・学割あり
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☆今後の予定 第28回例会 9月15日(土) 第29回例会 10月13日(土)
問い合せ miche-r.omote@nifty.com ;表智之・京都国際マンガミュージアム



【月例会/勁版会】
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第286回 ■夏季納涼例会■
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■と き: 2007年8月17日(金) 午後7時~9時
■ところ:[台所 てんや] 電話075-212-8585
     604-8022 京都市中京区河原町通り蛸薬師一筋上る東入る
     http://www.klb.co.jp/tenya/tenya.htm
■参加費:4000円程度
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当月例会は暑気払い納涼例会です。会場予約の都合もありますので、参加・不参加の出欠返事は忘れずに進行幹事まで[携帯]電話か[携帯]メールまでお願いします。締切日になっても返事がなく、再度確認作業を取らねばならないような迷惑な事態になることのないよう、重ねてお願いいたします。
★返信締切日……8月14日(火)
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☆進行幹事/井上芳郎  [携帯]電話 090-3829-5187 [携帯]メール ayoshirob@ezweb.ne.jp
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★今後の例会予定 9月例会=9月14日(金)
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[ 勁版会(ケイハンカイ)とは]
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 京阪神の出版社・書店など、出版業界関係の現場担当者の研修・懇親会。会員外の参加・出入りもフリーな、気軽な集まり◆オブザーバー参加歓迎
 月例会は、原則として毎月・第3金曜日◆年会費・1200円=月報通信費
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 *発足後20余年の勁版会の経過は「勁版会活動年表」や「勁版会小史」~
  いずれも川口正著『本と人を糧に』(編集工房ノア刊 本体1900円)にて詳述。

「社会系女子」

今月のフェミ的

 『今月のフェミ的』(あくまで実践 獣フェミニスト集団FROG 編、インパクト出版会、6月刊行、本体1,500円)は、おすすめです。以下はオビの文言より
 

「私のからだは私のもの」。フェミニズム思想の実践として女子オナニー経験談の共有から活動を開始、俄然注目を集めたあくまで実践 獣フェミニスト集団FROG編による「フェミがとりあげそうでとりあげないフェミ」論集。


 この本については、『週刊 図書新聞』(8月11日号)のなかで、五所純子氏が書評をされています。

 「さて、あれが「文科系女子」ならば、これは「社会系女子」である。その名も『フェミ的』。雑誌『インパクション』(インパクト出版会)で連載している「今月のフェミ的」をまとめたもので、1999年のスタートから現在も継続中。」

(書評よりごく一部分を抜粋。全文は『図書新聞』をご覧くださいませ。)

全4巻で完結してました……

わにとかげぎす

 『わにとかげぎす』(古谷実、講談社)が完結していたのに気づきませんでした。このマンガもおすすめです。
 最初読んだときは、うけつけなかったのですが(『シガテラ』もそう)、この作品はおもしろいのではないかと、最近になってようやく、そう思いはじめました(でも女性の位置づけが、やはり、ちょっと…)。『稲中』を書かれたかたです。

デザインあるいは装幀の本

紙の素性と人の感覚

 『UNBALANCE BALANCE 紙の素性と人の感覚
(株式会社竹尾 編、平凡社、本体3,000円、7月刊行)
 「パリパリ」、「ふんわり」、「スケスケ」、「ツルツル」、「ザラザラ」に分けて、さまざまな紙を実物とともに紹介した本です。後半は、10人のデザイナーが、紙についていろいろと書いています。(それにしても3,000円は、ちょっと高い! 仕事がら、買いましたけれども…)

しかけのあるブックデザイン

 『しかけのあるブックデザイン』(グラフィック社編集部 編、グラフィック社、本体2,500円、7月刊行)
 タイトルのとおり。カバーやオビ、花布(ヘドバン)、見返し……コストの範囲内で読者をびっくりさせる(あるいは愛着をもってもらう)工夫をした本がたくさん収録されています。(でも、月刊『デザインの現場』や『ブックカバー・コレクション』[ピエブックス]とかで見たことのある本もある……海外のものをもっと紹介してほしかった… 仕事がら、買いましたけれども…)

ガケ書房の(も)イベント

 下記、京都(左京区北白川)の書店、ガケ書房のページより抜粋いたします。毎年なさっていて、おもしろいですよ。

2007年8月11日(土)~8月17日(金)
『 下‘亀‘納涼古本まつり 』

毎年開催されている古本界のフジロック「下鴨納涼古本まつり」。
下鴨神社境内にて、青空の下、多くの古本屋さんが出店します。
ガケ書房では、それにビンビンと便乗します!
下鴨祭りと同じ日程でそしらぬ顔で便乗します!
本家が‘鴨‘なのでガケ書房のご本尊は‘亀‘!!
なわけで開催します「下亀 納涼古本まつり」。

(古本提供者)順不同
友部正人  ふちがみとふなと  岸田繁(くるり)  オクノ修(六曜社)  あーす書房  蟲文庫  興居島屋  書肆砂の書  岡崎武志  山本善行  高橋輝次  南陀楼綾繁  荻原魚雷  尻プロダクション  ふるほんミシシッピ  Lマガジン編集部  ガケ書房

初日と最終日に、もしかしたらのゲストがあるかもしれません。
昭和B級邦画ポスターも格安販売します。

『いける本・いけない本』に書評

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 『いける本・いけない本』(07年夏06号、発行:『いける本・いけない本』編集室、発送:トランスビュー)に、『排除型社会』の書評が掲載されました(「いける本」のほうです)。
 評者は、池田忠夫氏(大垣書店烏丸三条店)です。

「[…]現在の日本に恐ろしいまでに酷似している。眼からウロコの一冊。」

『経済セミナー』に書評

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 『経済セミナー』(8月号、日本評論社)に、『排除型社会』の書評が掲載されました。
 評者は、宮川香織氏(東京医科大学精神医学講座)です。

「[…]不安を和らげるだけの存在と生活を保証する社会の変更が要る。福祉制度のことをいっているのではない。根底に、公正な競争と分配が見守られ、区別するより交流して他者と混じり合おうとする、市民の意識を生み出す土壌となる社会という概念をいっているのだ。だが不安は大きい。残念ながらそれを克服するための具体的な方策はこの本にもはっきり示されていない。」(原文ママ)

下鴨納涼古本まつり

 ことしの「下鴨納涼古本まつり」は下記の日程です。
■日時2007年8月11日(土)~16日(木)
 営業時間 午前10時~午後6時 (最終日は午後4時閉店)
■野外開催です。
■場所 京都市左京区 下鴨神社 糺の森(ただすのもり)
 京阪電車、出町柳駅よりすぐです。

『論座』に書評

ronza-09-2007.jpg

 『論座』(9月号、朝日新聞社)に、『抵抗の場へ』の書評が掲載されました。
 評者は、津島佑子氏(作家)です。

 「小説を書く人間として深く共感しつつ、私もささやかな「惑星主義の「抵抗」をつづけたいと願わずにいられない。」


 津島佑子氏には、『寵児』、『光の領分』、『黙市』、『夜の光に追われて』、『真昼へ』、『風よ、空駆ける風よ』、『火の山――山猿記』、『ナラ・レポート』なとなど、たくさんの作品があります(みなさん、とっくにご存知のことですね)。

『公共空間の政治理論』の表紙

publicspaceund.jpg


 かねてご紹介いたしました、篠原雅武著『公共空間の政治理論』(人文書院)の表紙画像です。書店で手にとって実物をご覧くださいませ。

ジュンク堂書店京都BAL店

 ジュンク堂書店京都BAL店にて、小社のぜんぶの書籍を並べていただいております。それぞれ数冊ずつ、7階の人文書のコーナーに並べていただいております。ぜひ、ジュンク堂書店京都BAL店【マップ】にお立ち寄りのうえ、ご高覧くださいませ。小社のかんたんな目録もおいております。

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http://www.rakuhoku-pub.jp/

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