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「境界侵犯し続けた人 マサオ・ミヨシ氏を悼む」


2009年11月24日(火曜日)
朝日新聞・朝刊

境界侵犯し続けた人 マサオ・ミヨシ氏を悼む
  柄谷行人氏 執筆

このブログで、記事の一部分のみを
恣意的に抜粋することはいたしません。
できれば全文をご覧くださいませ。
大阪本社版では本日の朝刊です。
 
 
 
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『妊娠』 の刊行予定

刊行が遅延しまして、申しわけございません。
11月末に刊行予定でございます。
いま印刷中です。あとすこし
お待ちくださいますよう、どうか
お願い申しあげます。


妊娠――
あなたの妊娠と
出生前検査の経験を
おしえてください


柘植あづみ + 菅野摂子 + 石黒眞里[共著]

四六判・並製・650頁
定価【本体 2,800円+税】
ISBN978-4-903127-11-8
C0036

2009年 11月末刊行予定


胎児に障害があったら……
さまざまな女性の
いくつもの ただひとつの経験



いまの日本で妊娠するとは
どんな経験なのか?




 この本は、女性の妊娠経験について書かれています。
そして、胎児の状態(とくに障害や特別の病気)を調べる
出生前検査の経験についても書かれています。

 出生前検査を受けるか受けないかや、
胎児になんらかの「異常」が見つかったらどうするかを
人に相談したり、その体験を話したりすることは、
とても難しいことです。

 この本は、375人の女性にアンケートした結果と、
26人の女性にインタビューした結果をもとに、
いまの日本で妊娠するとは
どんな経験なのかを丁寧に描いています。


柘植あづみ(つげ・あづみ)
1960年生。明治学院大学社会学部社会学科教授。専門は医療人類学。博士(学術)。
おもな著書・論文として、『文化としての生殖技術』(松籟社、1999年)、『遺伝子技術の社会学』(共編著、文化書房博文社、2007年)、「出生前診断は何を提起するのか」(藤村正之編著『福祉化と成熟社会』所収、ミネルヴァ書房、2006年)ほか。

菅野摂子(すがの・せつこ)
1963年生。千葉商科大学、東京家政大学ほか非常勤講師。専門は社会学。博士(社会学)。
おもな著書・論文として、「出生前検査と女性の自己決定」(根村直美編著『ジェンダーで読む健康/セクシュアリティ』所収、明石書店、2003年)、「羊水検査の受検とその決定要因」(『立教社会福祉研究』第26号所収、2007年)ほか。

石黒眞里(いしぐろ・まり)
1959年生。明治学院大学社会学部社会学科社会調査実習室助手。専門社会調査士。
おもな論文として、「胎児の性別を知りたい/知りたくない理由にみる現代日本のジェンダー」(『国際ジェンダー学会誌』第4号所収、2006年)ほか。
 
 
 
 

『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか』

 
 
とうぶんのあいだ、トップに ↓ を記します。

   ジュンク堂書店 京都BAL店 7階
     フェア&トークセッション

   創造せよ! プロにまかせるな!
   ――新鋭の思想家 廣瀬純が選ぶ人文書フェア

   開催中! パンフレットは完成。
   ジュンク堂京都BAL店に常置。


    詳しくは 【小社ブログ】をご覧くださいませ。



   『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか』

貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか

橘木俊詔山森 亮

四六判・並製・306ページ
定価(本体価格2000円+税)
人文書院

目次など詳しくは →【人文書院

 山森亮 著『ベーシック・インカム入門』(光文社新書)も良かったが、対談の構成を採ることによって、論点がよりはっきりし、より整理できるのは、この『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか』のほうだと思います。
 用語解説、人物紹介も付いていて便利。ベーシック・インカムをめぐっては、こうした対談のかたちで刊行してほしかったので、ありがたい! 高校生にもおすすめです。
 
 
 

アマゾン社の倉庫



アマゾン社の倉庫です。(動画)
削除されて見られなければ、ごめんなさい。


◆「アマゾン 巨大倉庫の全容」 →【Youtube


◆「アマゾン 堺市物流センター」 →【Youtube
 
 
 

さまざまなイベント 11月

 
 
とうぶんのあいだ、トップに ↓ を記します。

   ジュンク堂書店 京都BAL店 7階
     フェア&トークセッション

   創造せよ! プロにまかせるな!
   ――新鋭の思想家 廣瀬純が選ぶ人文書フェア


   開催中! パンフレットは今週末、完成します。

    詳しくは 【小社ブログ】をご覧くださいませ。




以下、11月のさまざまなイベントです。
そのまま転載いたします。日時と場所は
再度ご確認くださいませ。

   * * *


居酒屋探検家・太田和彦がしゃべって呑むよ!
トークショー&サイン会


◆と き : 2009年11月13日(金) 19:00~
◆ところ :<スタンダードブックストア> カフェスペース 電話06-6484-2239
 大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル 1F/BF
→ 【スタンダードブックストア
◆参加費: 無料*先着60名さま(刊行記念書籍購入の方※ワンドリンク制)
□参加申込:電話 06-6484-2239 まで予約ください。

*当日参加可(定員になり次第締切)*サインは当店指定の書籍のみです。
『ひとり旅ひとり酒』(京阪神エルマガジン社刊 本体1,600円)

太田和彦
1946(昭和21)年北京生まれ。長野県の木曽郡や松本市で育つ。中学・高校時代に美術に関心を深める。長野県松本深志高等学校を経て東京教育大学(現・筑波大学)教育学部デザイン科に進学し、デザインを学ぶ。1968年、東京教育大学卒業後、デザイナーとして資生堂宣伝制作室に入社。アートディレクターを務めた。写真家の十文字美信と組んでつくった広告は前衛的すぎ、社内で賛否両論を招いた。1989年、独立して「アマゾンデザイン」を設立。1991年、椎名誠が監督した映画『うみ・そら・さんごのいいつたえ』で美術監督を務めた。2001年からは東北芸術工科大学の教授も務めた。資生堂在籍時より、居酒屋巡りに目覚め、以来日本各地の昔ながらの居酒屋を探訪し、研究会を発足。そのエッセンスを集めた「完本・居酒屋大全」で注目される。また、戦後の映画・歌謡曲などにも造詣が深い。日本グラフィックデザイナー協会、東京アートディレクターズクラブ所属。



日本出版学会
秋季研究発表会


◆と き : 2009年11月14日(土) 13:00~17:00
◆ところ :<関西学院大学 大阪梅田キャンパス> 1004号室 
      大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10階
 → 【大阪梅田キャンパス アクセス
◆参加費:会員1,000円 非会員2,000円 ★懇親会費:5,000円

[懇親会] 17:30~19:30
カクテルラウンジ<ソラメンテ> 電話06-6377-2100
大阪市北区茶屋町19-19
ホテル阪急インターナショナル25階(アプローズタワー内)

◆[プログラム]【12:30 開場・受付 ~ 17:00 閉会】
  13:00 会長挨拶 川井良介会長
  13:10 「大衆文学の転換 II――大佛次郎『由比正雪』吉川英治『貝殻一平』の明暗」中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター)
  13:35 「図書館におけるヤングアダルト向け資料の検証と今後の展開」村木美紀(同志社女子大学)
  14:00 「耳で読む読書:出版物の音声による利用とは」近藤友子(大阪市立大学大学院創造都市研究科)
  14:25 「ナチ時代の『季刊社会経済雑誌』」佐藤隆司
  14:50 「岡山の出版と岡山文庫」真鍋瑞貴(岡山理科大学大学院総合情報研究科社会情報専攻)
  15:15 休 憩
  15:25 会場校挨拶
  15:30 講演「京都における仏教書出版社の系譜」西村七兵衛(株式会社法蔵館会長)

研究発表会・懇親会ともお申し込みのうえご参加下さい。参加費は当日会場にて受け付けます。なお、宿泊に関しては、学会では受け付けておりません。各自でご予約お願い致します。



日本マンガ学会 関西交流部会 第51回
特別展*ギャラリートーク/研究講座参加
*サンデー・マガジンのDNA-- 週刊少年漫画誌の50年


 → 【京都国際マンガミュージアム イベント

◆と き : 2009年11月15日(日) 13:00~15:30
◆ところ :<京都国際マンガミュージアム>
  電話 075-254-7414 
  京都市中京区烏丸通御池上ル
 → 【京都国際マンガミュージアム
◆参加費:無料 *特別展入場料(一般1000円)がかかります
◆参加申込:不要
◆参加資格:なし(マンガ学会会員以外の方も歓迎いたします)
★例会終了後、烏丸御池付近で簡単な懇親会を行います。会費制・学割あり

◆内 容:13時から特別展会場で開催されるギャラリートークに参加した後、14時から研究講座「あなたの知らない少年マンガ誌の世界」に参加。

日本マンガ学会関西交流部会例会を上記要領で開催いたします。マンガおよびマンガ研究に関心をもつ方ならどなたでもご参加いただけます。マンガ研究に関心をもつ皆さんの交流にご活用いただければ幸いです。

☆問い合せ=表智之(京都国際マンガミュージアム)

★今後の予定
第52回 12月5日(土) 13:00~15:30 <京都国際マンガミュージアム>
  ◆斎藤宣彦氏による研究講座;
  「サンデー・マガジンの謎はすべて解けた!!」へ参加

第53回 2010年1月10日(日) 14:00~17:00(予定) 阪急「伊丹」駅集合
  ◆川崎ゆきおをゲストに迎え「猟奇王」シリーズゆかりの地などを散策



勁版会 第312回
立ち飲み三銃士が語る<おおさか・たちのみ・夜話


◆と き : 2009年11月27日(金) 18:30 ~ 20:30
◆ところ :<新大阪丸ビル> 本館会議室 A312号室
      大阪市東淀川区東中島1-18-5
      電話06-6321-1516
 → 【マップ
◆参加費:400円程度(会場費を参加者で頭割り)
   *終了後、懇親二次会を予定 参加費3,000円程度

◆講師 :立ち飲み三銃士
お茶販売の西田みのるさん、映像ディレクターの新山ひろしさん、デザイナーの辻本隆さん。「立ち飲みジャーナル」(不定期刊、300円 連絡先06・6340・1536)を発行。毎日新聞大阪版で「酩酊八十八カ所~大人の遠足」を隔週連載中

立ち飲みはたのしい、立ち飲みはおもろい、そしてちょっと哀しい……。
大阪ほど立ち飲みが定着している街はありません。ビルの中にもオフィス街にもそして駅ごとに。昨年『酩酊大阪八十八カ所 立ち飲み三銃士と行く(前編)』(日本教育研究センター)を発行。後編発行(2010年初め、メディアイランドより刊行予定)を前に、立ち飲みの楽しさ、名店、本書刊行のきっかけとなったミニコミ「立ち飲みジャーナル」について、語っていただきましょう。

*今回は通常例会の第3金曜と違う開催日です。開始時間も相違。ご注意!

 
 
 
 

新鋭の思想家 廣瀬純が選ぶ人文書フェア



新鋭の思想家・廣瀬純が選ぶ人文書フェア

    

    JUNKU 京都BAL店
    フェア&トークセッション


    創造せよ! プロにまかせるな!
    新鋭の思想家 廣瀬純が選ぶ人文書フェア



ジュンク堂書店 京都BAL店にて、
『シネキャピタル』の著者・廣瀬純氏の選書による
ブックフェア&トークショーを行ないます。
パンフレットは今、印刷中です。来週には
棚に置きますので、ご覧いただければ
嬉しいです。パンフレットは無料です。


   * * *

万国の「普通の人」たちよ、創造せよ!
パワーポイントを駆使するプレゼン屋どもの時代は終わった。
新鋭の思想家 廣瀬純が、
哲学、文学、歴史、映画、音楽、料理など、
さまざまな領域を横断して、生活のただなかに
創造行為を取り入れる基礎体力アップのための、
人文書を紹介します。

廣瀬氏が選書のために書き下ろした
コメント付きのパンフレットを、フェア棚に常置。
同時に、映画雑誌「nobody」のバックナンバーを、
関西で初めて展示&販売いたします。さらに、
「nobody」編集長の結城秀勇氏とのトークショーもあり!


廣瀬 純 Hirose Jun
1971年生。龍谷大学経営学部教員。
映画批評誌『VERTIGO』編集委員。

著書として
『美味しい料理の哲学』(2005年、河出書房新社)
『闘争の最小回路――南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(2006年、人文書院)
『闘争のアサンブレア』(コレクティボ・シトゥアシオネスとの共著、2009年、月曜社)
『シネキャピタル』(2009年、洛北出版)

訳書として
パオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』(2004年、月曜社)
トニ・ネグリ『芸術とマルチチュード』(2007年、共訳、月曜社)
同『未来派左翼』(2008年、NHK出版)など


nobody」誌については →【「nobody」


選書フェアの期間
11月 2日~12月末まで
7階・人文書フェアコーナーにて展開中。

場 所
ジュンク堂書店 京都BAL店 7階・人文書売り場
  京都市中京区河原町通三条下る二丁目山崎町
  京都BALビル・7階
   TEL 075-253-6460
   FAX 075-253-6470
   営業時間:午前11時~午後8時
♪ マップ →【ジュンク堂・マップ
♪「ジュンク堂 京都店」とお間違えなきよう!


    フェア関連のトークショー
    廣瀬 純 × 結城秀勇(「nobody」編集長)


日 時
 12月11日・金曜日
   午後 6時00分・開 場
   午後 6時30分・開 演
   午後 7時30分・終了予定

場 所
「モーリスカフェ」
  京都市中京区河原町通三条下る二丁目山崎町
  京都BALビル・8階「モーリスカフェ」

入場料
600円(ドリンク付)
 ★ 定員 約50名

予約制(当日参加可)
ジュンク堂書店 京都BAL店7階・カウンター&電話でも予約OK
受付担当:井上
   TEL 075-253-6460
   FAX 075-253-6470
できるだけ事前にご予約くださいませ。定員に達した場合、入場制限をさせていただく場合がございます。ご了承ください。

♪ マップ →【ジュンク堂・マップ
♪「ジュンク堂 京都店」とお間違えなきよう!
 
 
 

『女性同士の争いはなぜ起こるのか』



        『女性同士の争いはなぜ起こるのか』


女性同士の争いはなぜ起こるのか
――主婦論争の誕生と終焉

妙木 忍 著
2009年10月刊行
四六判・424頁
本体価格 2600円
ISBN978-4-7917-6503-4


いま、むちゅうになって読んでいる本。

書店で「引用一覧」のページだけでもご覧になられれば
買いたくなること間違いなし。
おすすめの本です。

「主婦論争の誕生と終焉」となれば
読みもしないうちから、
ひとこと言いたい、言っておきたい、っていう人たちが
多いのではないでしょうか。
ちゃんと最後まで読んでからにしましょうね。

目次を挙げておきます。
詳しくは → 【青土社


目 次



第1章 「主婦論争」 の誕生

     1 「主婦論争」 の誕生
     2 一九八〇年代以降の論争
     3 主婦論争を再定義する
        主婦の自明性喪失以前と喪失以後
        準拠対象としての主婦
     4 女性たちの共通点――比較の基盤
     5 女性と男性のあいだの非対称性と女性同士の分断
        女性間を分断する規範
        主婦の自明性喪失以後にも残る規範
     6 規範が変化しても変化しないもの
     7 女性同士の争いを読み解くために

第2章 前史としての主婦論争
     1 第一次主婦論争――主婦は外で働くべきか?
        第一次主婦論争の社会史的背景――戦後復興と家電製品の普及
        主要類型の再定義
        主婦否定論――主婦も職場進出を
        主婦肯定論――主婦の家庭役割尊重
        主婦調停・和解論――家庭の主婦と働く主婦の連帯を求めて
        主婦役割全面否定論――個人としての経済的自立を
        梅棹論はなぜ孤立したか
        市場労働と家事労働のはざまで
     2 第二次主婦論争――家事労働はなぜ経済的価値を生まないのか?
        第二次主婦論争の社会史的背景――高度成長と進む女性の主婦労働者化
        「主婦が一日サボッたら」
        無償労働の問題化――主婦労働には価値がないか
        経済学の立場から――主婦労働は無価値である
        主婦の経済的自立の具体的提案――主婦年金制
        低賃金を支えるものとしての主婦労働
        磯野説とその後の 「家事労働」 概念の再論点化
     3 第三次主婦論争――主婦の正統性を正当化する
        第三次主婦論争の社会史的背景――「主婦労働者化」 の完成を経て
        武田論の先駆としてのウーマン・リブ
        武田論の登場――主婦礼賛論
        武田論への反論
        二重負担に対する警鐘
        ライフコースと性役割の分離の前兆
        専業主婦と働く主婦の羨望度
     4 性役割規範をめぐる女性間比較
        論争契機としての二者択一論
        他者への批判か積極的自己肯定か
        主婦論争の死角
     5 既婚女性が主役だった論争

第3章 第四次主婦論争 (アグネス論争)

     1 社会史的背景――働く母親の増加
        二重負担の強化
     2 アグネス論争――子連れ出勤は是か非か?
        Ⅰ期・創出期 (一九八七年三月二〇日~一九八八年二月一八日)
        Ⅱ期・国会以後 (一九八八年二月一九日~一九八八年五月一五日)
        Ⅲ期・上野 「論壇」 登場以後 (一九八八年五月一六日~一九八八年八月二日)
        Ⅳ期・冊子登場以後 (一九八八年八月三日~一九八八年九月七日)
        Ⅴ期・中華思想説以後 (一九八八年九月八日~一九八八年一二月一日)
     3 アグネス論争をどう読み解くか
        文脈の設定――働く母親の子連れ出勤
        「公私の分離」 規範とアグネス論争
        「公私の分離」 規範と性役割規範
     4 ライフコース比較言説の登場――山口百恵・松田聖子・アグネス
        子育てをめぐる主要三類型
        争点にはならなかった百恵型
        アグネスの対比は聖子ママ
        ライフコース比較言説が意味するもの
     5 職場神聖論
        独身風をよそおう
        役割葛藤の顕在化
        仕事の厳しさと 「男の論理」
        女性による職場神聖論の支持
     6 羨望と嫉妬のあいだで――相対的剥奪感
        アグネスが 「重要な他者」 となる理由
        アグネスへの相対的剥奪感
        アグネスへの羨望
        羨望と嫉妬のあいだで
        子連れ出勤批判の根底にあるもの
     7 ねづよく残る性役割規範
        個人内葛藤から個人間葛藤へ
        アグネス論争の歴史的意義とその後

第4章 第五次主婦論争 (専業主婦論争)
     1 社会史的背景――マイノリティ化する専業主婦
     2 前史――社会学者らによる専業主婦論
     3 主婦役割全面否定論と主婦役割全面肯定論の対立
        主婦役割全面否定論――石原里紗の専業主婦論
        主婦役割全面肯定論――林道義の専業主婦論
     4 ライフコースの多様化の容認をめぐって――石原論と林論の対照性1
        女性の自己決定をめぐって
        多様なライフコースの肯定をめぐって
        専業主婦の代弁をめぐって
        ライフコースの多様化と女性の自己決定
     5 女性の自己利益の優先の是非をめぐって――石原論と林論の対照性2
        多様化する専業主婦肯定論――専業主婦の是非論から
        女性の自己利益の優先の是非と専業主婦の階層分解
        石原論は専業主婦バッシングか? 林論は専業主婦擁護論か?
     6 石原論と梅棹論
        主婦役割全面否定論の再来――梅棹論との共通点
        主婦に経済的自立を求めず――梅棹論との相違点
        経済的独立を争点としなかった石原論
     7 第六次主婦論争への助走
        石原論と酒井論の共通点
        石原論が残したもの――性役割への疑問
     8 石原論の歴史的意義と盲点
        専業主婦の階層分解と均質性――「自己犠牲」 への視点
        石原論の盲点
     9 専業主婦の階層分解を目前にして

第5章 第六次主婦論争 (「負け犬」 論争)
     1 社会史的背景――広がる女性間の経済階層格差
     2 論争者のいない論争
        逆説的な自己肯定
        なぜ争いにならなかったのか――三つの理由
        「負け犬」 論争が 「論争」 である理由
     3 規範が失われた論争
        メディアが構築する対立軸
        ライフコースモデル――高まる 「勝ち勝ち犬」 モデルの価値
        変貌する結婚観
        生活を変えたくない 「負け犬」 たち――「保存」 型結婚アドバイスの登場
        願望と規範の大きな差
        規範が失われた論争とは何だったのか
     4 「勝ち犬」 と 「負け犬」 の共通点
        「負け犬」 論争の効果――「負け自慢合戦」
        「負け犬」 と 「勝ち犬」 の共通の基盤
        「勝ち犬」 の肩身の狭さ
        「勝ち負け」 調停論をこえて
     5 「負け犬」 論争がもたらしたもの
        失われゆく性役割規範――第一の論点
        繰り返される女性間の比較とその変容――第二の論点
        選択肢の一つに過ぎなくなった結婚――第三の論点
     6 「ありのまま」 を肯定して生きる

第6章 主婦論争の通時的分析
     1 主婦論争のまとめ
        論争の領域
        規範の種類
        論争契機
        論法
        断絶のずれ――三つの断絶
     2 第一の断絶――準拠対象の変容(第一次~第三次、第四次~第六次)
     3 第二の断絶――争点となる規範の変容(第一次~第五次、第六次)
        争点としての性役割規範
        争点としてのライフコース規範
     4 第三の断絶――女性の意識の変化(第一次~第四次、第五次~第六次)
     5 主婦論争の断絶から見えてくるもの
        第一の断絶と第二の断絶の時差
        第三の断絶と第二の断絶の時差
        主婦の普及期と衰退期の共通性
     6 女性同士の争いがくりかえされるのはなぜか
        排除された論点
        結婚と出産をめぐる認識の変貌
        女性カテゴリーの再生産
     7 新たな問い――規範解体以後も終わらない論争

第7章 主婦論争のゆくえ
     1 ライフコースの多様化 「以後」 の主婦論争
        準拠対象から遠ざかる主婦
        性役割規範が争点となる論争は終焉したか?
        「負け犬」 論争は主婦論争といえるか?
     2 女性間を分断する規範のゆくえ
        特定のライフコースが規範化されない時代を迎えて――変貌する結婚の位置付け
        規範の復活はあるか、規範の維持はされるか
        男性の家事労働を組み込んだ論争、女性同士の世代間の論争
     3 女性同士の争いはどこへいくのか
        調停はしない
        論争の変容、論争の不変
        社会史的背景とともに移り行くと予測される女性同士の争い


参考文献
引用一覧
あとがき
索引


[著者]
妙木 忍(みょうき・しのぶ)
1977年高知県生まれ。高知大学教育学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了。博士(社会学)。専門はジェンダー研究と観光研究。2006年度北海道大学観光学高等研究センター学術研究員。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー。主な共著として 『新編 日本のフェミニズム 3 性役割』(岩波書店、2009)、『観光の空間』(ナカニシヤ出版、2009年)ほか。
 
 
 
 
プロフィール

洛北出版

洛北出版
http://www.rakuhoku-pub.jp/

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