イベント「政治危機と文学的想像力――いま、ラテンアメリカ文学を読むということ」





トークイベント

政治危機と文学的想像力
―― いま、ラテンアメリカ文学を読むということ



寺尾隆吉 (フェリス女学院大学准教授)
太田昌国 (現代企画室編集長)






日 時 ┃ 2013年 12月10日(火) 午後7時~

会 場 ┃ 西武池袋本店別館8階池袋コミュニティ・カレッジ 4番教室

教室参加チケット ┃ 税込 1,000円

定 員 ┃ 50名

参加チケット販売場所 ┃ 西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター

協 力 ┃ ウルグアイ大使館、チリ大使館、セルバンテス文化センター東京

お問合せ ┃ リブロ池袋本店 TEL:03-5949-2910

詳しくは ↓(リブロ)
http://www.libro.jp/news/archive/003770.php



ここ数年ラテンアメリカ文学の翻訳が急速に進み、

ボラーニョ、カステジャーノス・モヤらの

新しい世代の小説から、

バルガス=ジョサ、フエンテス、ドノソら

ブーム期の巨匠の未邦訳作品の邦訳も相次いでいる。

《セルバンテス賞コレクション》(現代企画室)を皮切りに、

《フィクションのエル・ドラード》(水声社)

最近で始まった《ボラーニョ・コレクション》(白水社)

ラインナップも充実してきた。

この実り豊かな作品群の多くには

ラテンアメリカ各国特有の地域性とともに、

古くは旧植民地時代から続く政治状況も

色濃く影を落としています。

20世紀後半では、ラテンアメリカ文学が

世界的な読者を獲得し始めた60年代より時期を同じくして、

キューバ革命、70年代から80年代にかけての

チリやアルゼンチンをはじめとするクーデター、

独裁者による軍政の乱立、と相次ぐ動乱に

ラテンアメリカは揺れ動きました。

こうした緊迫した政治危機の中で翻弄され苛まれながらも

作家たちはそれを文学的想像力の構築へと結びつけ、

現代世界の置かれた状況を新たな目で捉え直す

傑作を生み出してきました。

ラテンアメリカ文学を語るうえで抜きにはできない

この政治的背景と作家の問題は、

ますます混迷の度を深めつつある現代世界において、

あらためて「文学の役割」を問う声が叫ばれる際に

大きな意味をもって浮上してくるでしょう。

そこで、ラテンアメリカの「政治と小説」の関係について研究され、

翻訳紹介も精力的に行う寺尾隆吉氏と、

ラテンアメリカの解放運動や市民運動に詳しく、

自身でも編集者として紹介に尽力する太田昌国氏をお招きし、

自国の政治を題材に作家が

いかに物語をつくってきたかなどのエピソードを交えながら、

ラテンアメリカ文学が現在の世界状況に指し示すもの、

ひいてはいまこの日本でラテンアメリカ文学を読むということ、など

お話していただきます。


(*チリ大使館提供のチリワインを飲みながらお聞きいただく予定です)



プロフィール

寺尾隆吉 (てらお・りゅうきち)
1971年生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部准教授。専攻は現代ラテンアメリカ文学。主な著書に、『魔術的リアリズム――20世紀のラテンアメリカ小説』(水声社、2012年)。主な訳書に、『嘘から出たまこと』(現代企画室、2010年)、オネッティ『別れ』(水声社、2013年)など多数ある。



太田昌国 (おおた・まさくに)
1946年生まれ。編集者としてシリーズ「インディアス群書」、「ラテンアメリカ文学選集」、「セルバンテス賞コレクション」をはじめ、広範にわたるラテンアメリカ関連の出版に尽力。また南北問題・民族問題の研究者としてアジア情勢に関する発言も注目を集める。近著に『テレビに映らない世界を知る方法』(現代書館、2013年)。近訳書にエルネスト・チェ・ゲバラ『マルクス=エンゲルス素描』(現代企画室、2010年)


   * * *

以上、リブロwebサイト
http://www.libro.jp/news/archive/003770.php
より転載いたしました。


  
  
  

       『抵抗と亡命のスペイン語作家たち』、洛北出版、2013年11月刊行

  
  
   




  
  
  
  
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http://www.rakuhoku-pub.jp/

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