『無能な者たちの共同体』

無能な者たちの共同体

田崎英明著『無能な者たちの共同体』(未来社、本体2,400円)

 ようやく刊行された! 待ちにまったこの本が。
 雑誌「未来」(未来社)連載時より読んでいましたが、一冊の本として、まとまったかたちで読むことができるようになりました。これは、ぜひ、ぜひ、おすすめです。

オビの文の一部を下記に記します。

「労働力の資本への包摂(労働力の商品化)が生み出す労働力(能力)と労働(能力の現象ないし実現形態)の矛盾はますます深まっている。
資本が労働力を能力として深く、広く把握すればするほど、労働は他者から切り離され、ばらばらにされ、そのコミュニケーション能力は、あるいは伝達可能性の伝達は、疎外されていく。
私たちの無能さである。
この無能さこそが私たちの、いわば、唯一の「財産」であり、それをいかに数のうちに数えいれるか、それが本書の試みであり、また、これからも続けられる探究の課題である。」(「あとがき」より)

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