バウマン『コミュニティ』

バウマン『コミュニティ』


 ジグムント・バウマン『コミュニティ----安全と自由の戦場』(奥井智之 訳、筑摩書房、2008年1月8日発行、本体2,600円)をようやく読みました(1月に出てた…知らなんだ…)。小社刊、ジョック・ヤング『排除型社会』ともども(!)読んでいただければと思います。

【オビのことば】
「社会から逃走するエリート
ゲートを鎖す勝ち組、監視カメラ、自警団、超ゲットー、階層化が加速し、囲い込みと排除が進む世界で、安全と自由は幻か
共同体の根幹を問う社会学的分析」


 原著は、Zygmunt Bauman, Community : Seeking Safety in an Inscecure World, Polity Press, 2001. です。

 関連する本として、ジェラード・デランティ『コミュニティ----グローバル化と社会理論の変容』(山之内 靖、伊藤茂 訳、NTT出版、2006年)もおすすめ。また、さいきん『アメリカン・コミュニティ 国家と個人が交差する場所』(渡辺靖 著、新潮社、2007年)という本も出ています(未読)。

 また、政治哲学・政治思想史でいわれている共同体主義(コミュニタリアニズム)にかんしては、たくさんの本がすでに出ています。

 さらに……、哲学的な内容ではありますが、モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』(西谷修訳、ちくま学芸文庫、1997年)、ジュン=リュック・ナンシー『無為の共同体』(西谷修、安原伸一朗 訳、以文社、2001年)もおすすめです。もちろんハイデガー『存在と時間』も----ただし、同書で打ち出された共存在(Mitsein)をめぐっての考察は、ハイデガーにおいては深められず、放置された(と思う)けれども。だから、ブランショ、ナンシーをいきなり読んでも、だいじょうぶ。。。もちろん『何も共有していない者たちの共同体』も、よろしく(オチはこれかいなぁ)。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

洛北出版

洛北出版
http://www.rakuhoku-pub.jp/

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード