山下敦弘 ― ポン・ジュノ ― ジェイムズ・エルロイ

 山下敦弘監督《松ヶ根乱射事件》を観ました。山下敦弘氏は、《どんてん生活》(2001)、《ばかのハコ船》(2003)、《リアリズムの宿》(2004)、《リンダリンダリンダ》(2005)といった映画をつくっています。
 《松ヶ根乱射事件》の冒頭はコーエン兄弟の《ファーゴ》を喚起させ、さらに主役は大森立嗣監督《ゲルマニウムの夜》の新井浩文……どんなエグイ結末になるか…?
 《松ヶ根乱射事件》のパンフレットに、ポン・ジュノが言葉をよせています。ポン・ジュノは《ほえる犬は噛まない》(2000)、《殺人の追憶》(2003)、《グエムル》(2006)で知られた映画監督です。ポン・ジュノの作品2本に出演しているペ・ドゥナは山下の《リンダリンダリンダ》にも出演しています。(ポン・ジュノの本、または作品をめぐっての本を、いつかつくってみたいと考えております。)
 《松ヶ根乱射事件》《グエムル》の両方のパンフレットに批評をよせているのは滝本誠氏。パンフレットで『渋く、薄汚れ』(フィルムアート社、2006)が刊行されていることに気づいて購入し、ジェイムズ・エルロイの小説『LAコンフィデンシャル』や『ホワイト・ジャズ』などでおなじみのギャング、ミッキー・コーエンが実在の人物だったことを今になって知りました(恥ずかしい!)。おなじくゴシップ誌「ハッシュ・ハッシュ」も実在するようです。アメリカの社会学者で『要塞都市LA』(青土社)などの著者マイク・デイヴィスの著作に出ていないかどうか(登場していないかもしれない)、調べてみます(調べないかもしれない)。
 最後にC・マッケイブ著(C.MacCabe)『ゴダール伝』がみすず書房より今月末に刊行されるようです(予価5,880円)。楽しみです。
 【追記】タワーレコードの@TOWER.JPでは、すでに購入可能のようです。定価5,250円とのこと。

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