バトラー『自分自身を説明すること』



バトラー『自分自身を説明すること』



『自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』
ジュディス・バトラー
佐藤嘉幸・清水知子 訳
四六判・並製・284頁
本体価格 2,500円
2008年8月10日発行
月曜社

 目次など、詳しくは →【こちら】

 「バトラー」アレルギーの方は、ぜひこの本を手にとってみてください (こういう言い方での推薦は、斎藤美奈子氏や香山リカ氏がバトラーの別の本でしていたかと思いますが、わたしはむしろ、こちらの本をお薦めします。)

 翻訳文はすごく読みやすいです。

 バトラーは、これまでの本であつかってきたテーマとは、別のことを別のやり方でしようとしているようで、ありふれた言い方ですが、ひじょうにスリリング (わくわくします) です。バトラーのこれまでの本を読んでいない方のほうが、この本にはいっていきやすいのではないでしょうか。

 以下に、「訳者あとがき」から一文を引用いたします。そのほうが本書をめぐるイメージをふくらませられるのではないかと思います。

「本書は、Judith Butler, Giving an Account of Oneself, Fordham University Press, 2005 の全訳である。タイトルは『自分自身を説明すること』としたが、本書で「説明」と訳した "account" という語には、他にも「根拠」、「評価」、「責任」、「叙述」、「記述」などの多様な意味がある。本書の目的が、他者との関係性という視点から主体に新たな基礎づけ、責任の可能性を与えることだとすれば (この点については訳者解説を参照されたい)、タイトルを、『自分自身に根拠=責任を与えること』と翻訳することもできるだろう。」

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