シャンタル・ムフの新刊


『政治的なものについて』

政治的なものについて
闘技的民主主義と多元主義的グローバル秩序の構築

シャンタル・ムフ
酒井隆史 監訳、篠原雅武 訳

体 裁  四六判・上製・224頁
本体価格 2500円
発 行  2008年8月18日
明石書店 

シャンタル・ムフの新刊が、明石書店より刊行されていました。
下記、書誌情報を記します。

   * * *

シャンタル・ムフの邦訳書として
政治的なるものの再興』(日本経済評論社)
民主主義の逆説』(以文社)

エルネスト・ラクラウとの共著として
ポスト・マルクス主義と政治』(大村書店)

また、編著として
カール・シュミットの挑戦』(風行社)
脱構築とプラグマティズム』(法政大学出版局)
(ジャック・デリダやリチャード・ローティなども執筆)

邦訳者の著作として

酒井隆史 著、『自由論』(青土社)など

篠原雅武 著、『公共空間の政治理論』(人文書院)など

カバー裏のことば
「左派右派をこえて」「コスモポリタン民主主義」のかけ声の下、時代遅れとして無視される政治的な敵対性。だがそれは今や新自由主義のヘゲモニー下でむしろ激化している。「政治的なもの」の欠乏に抗して多元主義的民主主義の可能性を探究する理論的思考の到達点。

目 次

第I章 はじめに

第II章 政治と政治的なもの
 敵対性としての政治的なもの
 多元主義と友/敵関係
 ヘゲモニーとしての政治
 民主主義政治にふさわしいわれわれ/彼ら関係はどのような形態か
 カネッティの議会制論
 フロイトと同一化
 闘技的な対決

第III章 対抗モデルを超えて?
 ベックと「政治の再創造」
 「サブ政治」の出現
 ギデンズとポスト伝統社会
 民主主義の民主化
 ポスト政治的ヴィジョン
 対話型民主主義 vs 闘技的民主主義
 近代化というレトリック
 ギデンズと第三の道
 新労働党による社会民主主義の「再建」

第IV章 ポスト政治的ヴィジョンに対する最近の挑戦
 右翼ポピュリズム
 合意型モデルの危険性
 道徳の作用領域における政治
 一極的世界の帰結としてのテロリズム
 リベラル民主主義の普遍性

第V章 どの世界秩序を目指すべきか――コスモポリタンな秩序か多極的秩序か?
 民主主義的な超国家主義
 コスモポリティカル民主主義
 民主主義とグローバルな統治
 マルチチュードの絶対的民主主義?
 多極的世界秩序へ

第VI章 結論
 多元主義の限界
 近代の多元性
 人権の混血的概念
 どのヨーロッパなのか?

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