研究・実践・共同性――「研究空間〈スユ+ノモ〉」とともに

下記、催しの案内を転載いたします。日時と場所は再度ご確認くださいませ。

 隔月刊誌『インパクション 153号』(2006年8月発行号、インパクト出版会)の特集 「接続せよ! 研究機械」 も参考になると思います。

 けっして 「研究者たちによる試み」 として、じぶんの仕事や生活とは無関係なものとして受けとるのではなく、さまざまな職業においても、じゅうぶんに構想や実現が可能なものとして受けとれば、さまざまなアイデアを得られる試みだと考えます ( わたしの仕事で言えば、「編集空間〈○○○〉」なんてことが、構想できるかもしれませんね)。

   * * *

京都大学11月祭企画
研究・実践・共同性
「研究空間〈スユ+ノモ〉」とともに

日時:11月24日(月・祝)15時~18時ごろ
会場京都大学文学部新館第1講義室
主催:11月祭文学部中間実行委員会(075-753-2722)

 韓国で活動する在野の研究者コミュニティ、「研究空間〈スユ+ノモ〉」。そこでは知や研究をめぐるオルタナティブな試みが展開されています。日常生活を共有し、研究野を互いに交錯させることで生まれる創造性。そして韓米FTA(自由貿易協定)締結問題や高揚する「キャンドルデモ」に呼応し、積極的に街頭へと繰り出す軽やかさ。従来の知のあり方を問い直しつつ、研究と生活、研究と社会的実践を果敢に結合させる実践から、私たちは多くを学びうるでしょう。大学を破壊的に解体しつつある新自由主義とは別様の、それでもやはりポジティブに開かれた知のあり方は可能なのか。生産力と同時に緊張や葛藤をも孕みうる「共にあること」は、いかにして研究や生活の基底として維持されるのか。こうした問いを携えつつ、〈スユ+ノモ〉の酋長・高秉權(コ・ビョングォン)さん、そして今夏現地に赴かれた酒井隆史さんを交え、共同性や知のあり方について共に語り、思考する場所を試みます。


高秉權 (コ・ビョングォン)
〈スユ+ノモ〉酋長。「西ヨーロッパにおける近代貨幣構造体の形成」でソウル大学にて博士学位取得。著書は『ニーチェ――千の目、千の道』、『貨幣、魔法の四重奏』など。先ごろ刊行された『歩きながら問う 研究空間〈スユ+ノモ〉の実践』(金友子編訳、インパクト出版会、2008年)にもいくつかの論文を寄せている。また、牛肉輸入自由化を発端として高揚したキャンドルデモに関する論考はウェブ上で読むことができる。
追放されし者たちの帰還:2008年キャンドルデモ」(VOL NO.06所収・藤井たけし訳)

酒井隆史 (さかい・たかし)
大阪府立大学教員。社会学/社会思想史。著書は『自由論――現在性の系譜学』(青土社、2001年)、『暴力の哲学』(河出書房新社、2004年)など。訳書にネグリ&ハート『<帝国>』(共訳、以文社、2003年)など。




コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

洛北出版

洛北出版
http://www.rakuhoku-pub.jp/

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード