Publikation macht frei.(ノート2)




『ユリイカ』「総特集 坂本龍一」

ユリイカ』「総特集 坂本龍一
2009年4月臨時増刊号、青土社
詳しくは →【青土社


佐々木敦による坂本龍一へのインタヴューから抜粋。
正確な理解のためには、同特集号のインタヴューの全文を!――。

坂本: […]ぼくたちは今インターネットという技術的な可能性に乗っかるかたちで音楽をつくったりしていますけど、技術が変わればつくり方もまた変わっていくんですよね。
 ぼくが今まだ一〇代とか二〇代前半の社会的デビューもしていない状態で、音楽が好きで曲をつくっているような人間だとしたら、延々と友達たちとファイル交換をやり続けて、「デビューって何?」という感じだと思うんです(笑)。CDやアルバムというかたちにまとめるのもアンシャンレジームな感じだし(笑)、それをやり続けて問題なければむしろそっちのほうが楽しいと思うかもしれませんね。でもそれで食べてはいけないけれど。

   […]
坂本: 音楽で食べていくのはすごく難しい時代です。コンテンツはもはやほとんどタダになりつつありますし業界的にも斜陽です。でもおもしろいのが、常識的に考えるとお金にならない業界には優秀なひとは集まってこないはずなのに、MySpaceなんかをみるとおもしろいひとが沢山いる。全部タダだからお金にはならないんだけど若い子が沢山いるし、コンテンツの数も膨大にある。セールスという意味ではジリ貧ですけど、音楽全体としてみたときには豊かになっている。


また、同特集号に収録の
津田大介 著「坂本龍一の柔らかな転回
――音楽流通の自由と著作権のあいだで」
もあわせて読んだほうがよいかも。




『音楽は自由にする』

坂本龍一
音楽は自由にする
新潮社
2009年2月刊行
詳しくは→【アマゾン

カバーにつぎの文字が配置されている。
Musik macht frei.
アウシュヴィッツのれいの
Arbeit macht frei.に重ねられている。




宇多田ヒカル 編著者『点 ten』

宇多田ヒカル 編著者 『 ten
発行:EMI Music Japan Inc
発売:日販アイ・ビー・エス
2009年3月刊行
詳しくは→【EMI Music Japan Inc




宇多田ヒカル 編著者『線 sen』

宇多田ヒカル 編著者 『線 sen
発行:EMI Music Japan Inc
発売:日販アイ・ビー・エス
2009年3月刊行
詳しくは→【EMI Music Japan Inc


「ぶっちゃけさ、レコード会社がもういらないんだよ(笑)
ごめんね、レコード会社のビルの中でそんなこと言って(笑)
だってさ、もう配る連中がいらないってすごいよ。
もう私が一人でさ、家で作ってさ、勝手にレコーディングしてさ、
ネットで配信したらさ、できるわけじゃん。しないけど(笑)
ぶっちゃけ、それすごいよね。すごい時代だと思う。」

『点 ten』396頁より。初出は《HEART STATION / Stay Gold》「オフィシャル・インタビュー」(2008年2月)

「できるんだ出版社いなくても…」については↓
動画 →【Yahoo!ミュージックによるインタヴュー
 *両書は、発行はEMI Music Japan Inc、発売は日販アイ・ビー・エスである。


ばれちまったか。では話をもっと先にすすめよう。→[「Publikation macht frei.ノート3」をいずれ書く予定です]
 
 
 
 

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