桐野夏生『メタボラ』

 ようやく桐野夏生『メタボラ』(朝日新聞社)が刊行されました。新聞連載時から話題になっていた小説です。派遣労働、請負労働、ワーキング・プア…といった経済的・存在論的な剥奪が描かれています。『OUT』で描かれた剥奪よりも凄まじいものがあるかと思います。

【オビ(表)の文言】
「なぜ「僕」の記憶は失われたのか? 世界から搾取され、漂流するしかない若者は、日々の記憶を塗りかえる。破壊されつくした僕たちは「自分殺し」の旅に出る。孤独な魂の冒険を描く、まったく新しいロードフィクション。」

【オビ(裏)の文言】
メタボラ……「メタボリズム Metabolism」からの造語。そもそもは生物学用語で「新陳代謝」の意味だが、都市を生物体としてとらえようとする建築家たちの運動でもある。

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