廣瀬純さんによる講演 【1】

『シネキャピタル』の著者・廣瀬 純さんによる
講演会などのご案内です。
4つのイベントを順番にご案内いたします。

まず最初に下記のイベントを
「AIT」のwebサイトより引用して、ご案内いたします。

   * * *

【1】


マルチチュードとアート


マルチチュードとアート
芸術のみが社会を変える

10月30日[金]、10月31日[土]
廣瀬 純(龍谷大学経営学部 教員)

★ ただいま、お申込みを受け付けております。

詳しくは → 【AIT

私たちの社会と芸術の関係について、革命と反革命の歴史を辿りながら考えます。かつて「日曜画家」という言葉がありました。月から土までは工場やオフィスで労働に専念し、日曜日にだけ好きな絵を描く。日曜画家たちの生活はふたつの「カンバス」からなっていたわけです。労働/搾取の場としての「工場」というカンバス、芸術/自由の場としての字義通りのカンバス。しかしいまでは、社会全体あるいは生活全体が「工場」となってしまっているために、日曜画家などもう存在し得ないといってもいいでしょう。私たち(マルチチュード)は、いっさい外部のない巨大な「工場」のなかで生きているとしたら、それでもなお私たちは芸術を生み出すことができるのでしょうか。アルフレッド・ヒッチコックや小津安二郎の映画作品をとおして、普通の人たちが今の社会を変えること、そして私たちが芸術を生み出すことを重ね合わせ、それらが可能になる時を探ります。


レクチャー1
万国の普通の鳥たちが団結するとはいかなることか。


10月30日(金)19:00 -21:00

アルフレッド・ヒッチコック『鳥』を例に、万国の普通の鳥たちが団結することで「非凡な鳥」になるのはいかにしてかを考えます。「万国」すなわち世界中の鳥たちが一羽の例外もなく団結すること、そして、その鳥たちは、もとはどれもが「普通の」鳥たちであること、ヒッチコック作品が提起するのはこうした問題です。ふだんはおとなしい個が、連帯することで、はるかに力強いものへ立ち向かえるメカニズムを考えます。


レクチャー2
生産の組織化、革命の組織化、そして芸術。


10月31日(土)13:00 - 14:30

「万国のプロレタリアよ、団結せよ」という呼びかけがマルクス+エンゲルスによって行なわれた1848年から、1917年のロシア革命、1968年の五月革命などを経て、今日に至るまでの革命と反革命の歴史を通観します。さらにまた、革命とそれに対する反革命という繰り返しのなかで、それぞれの時代にどのような芸術形態が対応しているのかを考えます。そしてそこから、ヒッチコックの『鳥』が、なぜ現代のインスタレーション・アートと厳密な意味で同時代の映画作品であり得るのかを考えます。


レクチャー3
凡庸であることが革命的なのはなぜか。


10月31日(土)15:00 - 16:30

今日において、私たちが「何をなすべきか」を考えます。ここでは「答え」を出すことよりも「問い」を立てることが中心となるはずです。そのヒントとして、小津安二郎の『お早よう』を考えます。『お早よう』という作品は、万国の普通の人々が団結することで「凡庸な人」になる作品だと言えるかもしれません。そこでは、ヒッチコックの『鳥』に見る抵抗の形とは別様の抵抗のあり方が描き出されているといってもいいでしょう。50年前に製作された映画の、今日における革命的意義を考えます。


* 日  程:
2009年10月30日[金]、31日[土] 2日間
* 時  間:
10月30日[金]19:00-21:00
10月31日[土]13:00-14:30/15:00-16:30
* 場  所:
AITルーム(代官山)
* 定  員:
20名
* 費  用:
12,600円(税込)
* 受講資格:
特に無し

詳しくは → 【AIT/集中講座
 
 
 

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