博覧会と都市暴動/寄せ場学会 2011年




     2011年度日本寄せ場学会総会


























2011年度 日本寄せ場学会総会


博覧会と都市暴動
釜ヶ崎における差別と抵抗の系譜を辿る




どなたでも参加できます(予約不要・直接お越しください)



日 時┃ 2011年 7月2日(土)、3日(日)

場 所┃ 西成市民館 3階講堂
        大阪市西成区萩之茶屋2-9-1)
( 3日は、フィールドワークとなります)



プログラム

1日目
(2011年7月2日・土) 13:00-17:30

13:00-13:10
  趣旨説明: 原口剛

13:10-13:30
  釜ヶ崎大弾圧をめぐって ― NDSからのメッセージ

13:30-14:30
  講演1: 水野阿修羅(日本寄せ場学会運営委員長)「博覧会と底辺社会」

14:30-15:30
  講演2: 小柳伸顕(釜ヶ崎キリスト教協友会)「米騒動(1918)と第1次釜ヶ崎暴動(1961)から何を学ぶか」

15:45-16:45
  講演3: 池田浩士(京都精華大学)

16:45-17:30
  全体討論




2日目
(2011年7月3日(日)9:00-12:00

フィールドワーク
(案内人:水野阿修羅)

集合場所・時間: 「フェスティバルゲート」
(新今宮駅東口改札を出て浪速区「新世界」側にある巨大遊園地)
(大阪市浪速区恵美須東3-4-36)
正面入口階段下に 9:00 集合




開催趣旨・報告要旨

 1961年8月1日、車に轢かれた労働者に対する警察の差別的な処遇をきっかけとして、第一次釜ヶ崎暴動が勃発した。今年は、第一次暴動が勃発してから50年という節目にあたる。

50年の歳月を経て、いま、釜ヶ崎の姿は大きく変わろうとしている。日雇労働者や野宿生活者の姿はますます見えなくなり、寄せ場は急激に縮小しつつあるのだ。

だが一方では、「総寄せ場化」と称せられる現在的状況のなか、新たに再編された下層労働者が生み出されている。彼ら彼女らに対しては、かつての釜ヶ崎と変わることない差別のまなざしが注がれ続けている。いまこそ、わたしたちは釜ヶ崎に積み重ねられた差別と抵抗の系譜を辿り、下層から現代を照射する術を学ばなければならない。

このような問題意識から、2011年度総会では二つのテーマを掘り下げる。

その一つは、「博覧会」である。1903年に開催された第五回内国勧業博覧会は、釜ヶ崎が成立する契機となったイベントであった。また、人類館事件に象徴されるように、それは近代国家が沖縄のような周縁を植民地支配に組み込む装置でもあった。さらに80年代以降は、天王寺博覧会などの都市イベントが、野宿者排除を正当化する装置として働いた。博覧会をテーマとすることで、近現代を貫く差別と排除の機制を浮き彫りにすることができるだろう。

そして冒頭でも述べたように、今年度は第一次暴動50周年にあたることから、二つ目のテーマとして「都市暴動」を掲げる。釜ヶ崎では、第一次暴動をはじめとする幾多もの暴動が積み重ねられてきた。こうした釜ヶ崎の暴動の系譜を辿ることによって、米騒動のような民衆の抵抗史を捉え直すことができるだろう。あるいは、現代の中東における蜂起といった民衆の抵抗へと連なる視点を切り開くことができるかもしれない。

以上のように釜ヶ崎固有の地域的文脈である「博覧会」と「都市暴動」という個別的テーマを深め、架橋することによって、ひろく民衆の差別と抵抗を考えるきっかけとしたい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

洛北出版

洛北出版
http://www.rakuhoku-pub.jp/

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード