J・M・クッツェーの新刊









   『 遅い男 』 J・M・クッツェー
























  『 遅い男 』


  J・M・クッツェー
  鴻巣友季子 訳










四六判・上製・334頁
2011年12月25日発行
早川書房



カバーの袖の紹介文を引用

右側からガツンときて、感電したかのような、

思いもよらぬ鋭い痛みが走り、

彼は自転車からふっ飛ぶ――。



六十代の独身男ポール・レマンは

自転車の事故で片脚を失った。

医師は義足を勧めるが、ポールは

かたくなに拒否、アデレードの

自分のフラットで要介護の暮らしを始める。

かつて離婚を経験し、その後は

勝手気ままに暮らしてきた。それゆえに、

福祉事務所から紹介される介護士たちの

年寄り扱い、子供扱いへの苛立ちは募るばかり。

彼は人生に絶望しかかっていた。そんな折、

ポールのもとにマリアナ・ヨキッチという

介護士が送られてくる。仕事熱心で美しい

マリアナに、ポールは惹かれていく。だが、

彼女には夫と子どもたちが。ポールは

マリアナに愛を伝えようと苦心するが、

見知らぬ女性作家の出現が

彼の人生のさらなる混乱へと導くのだった。

ノーベル賞作家の傑作長篇。














    『 恥辱 』J・M・クッツェー











  『 恥辱 』

  J・M・クッツェー
  鴻巣友季子 訳






2007年7月15日 文庫版発行
( 単行本は、2000年11月に刊行 )
文庫、349頁
早川書房





カバー裏の紹介文を引用


〈ブッカー賞受賞〉現代文学史上に輝く、
ノーベル賞作家の代表作。
生徒と関係を持った大学教授は……。



52歳の大学教授デヴィッド・ラウリーは、

2度の離婚を経験後、娼婦や手近な女性で

自分の欲望をうまく処理してきた。だが、

軽い気持ちから関係を持った女生徒に告発

されると、人生は暗転する。大学は辞任に

追い込まれ、同僚や学生からは容赦ない批判

を受ける。デヴィッドは娘の住む片田舎の

農園へと転がりこむが、そこにさえ厳しい

審判が待ち受けていた。

 


J・M・クッツェー

1940年、南アフリカのケープタウン生まれ。

コンピュータ・プログラムや言語学を

南アフリカとアメリカで学ぶ。

1974年、『ダスクランド』で長篇デビュー。

In the Heart of the Country (1977)と

Waiting for the Barbarians (1980)で、

南アフリカで最も権威あるCNA賞を受賞。

1983年に発表した『マイケル・K』で、

英国のブッカー賞、フランスのフェミナ賞を

受賞するなど世界中で高く評価される。

『恥辱』で、前人未踏の二度目のブッカー賞を

受賞した。現在は、オーストラリア在住。
 
 
 
   * * *
 

ようやく『 遅い男 』の日本語版が
刊行された。待ちに待ったご本。



 
 
    
     
       
                

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