『さよならバードランド』 ビル・クロウ 著









     『 さよならバードランド ― あるジャズ・ミュージシャンの回想 』 ビル・クロウ 著















『 さよならバードランドあるジャズ・ミュージシャンの回想 』
  ビル・クロウ
  村上春樹






文庫版 1999年2月1日発行
文庫・564頁
新潮文庫





これもある種の「贈与」をめぐって記録されたご本 (たぶん)。




「 定収入なしにどうやってニューヨークで生き残るかというコツを僕[ビル・クロウ]はデイヴ[・ランバート]から教わった。彼は心正しき耐乏生活のための基本的な四原則を持っていた。

 1 どんな仕事でも、まわってきた仕事は進んで喜んで引き受けるべし。
 2 誰にどれだけ借金しているかきちんと記録しておくこと。そして余裕ができたら少しでも早く金を返すこと。しかし同じ井戸ばかり水を汲みにいってはならない。
 3 何かを借りたら――たとえば車とか器具とか服とか楽器とか――約束の日にきちんと返還し、借りたときより良い状態にしておくこと。そうすれば持ち主は喜んで、つぎのときにもまた貸してくれる(デイヴは車を借りるといつも綺麗に洗って、ガソリンは満タンにして返した。器具は研き上げ、ぴかぴかにして返した。タキシードを借りたら必ずクリーニングに出した)。
 4 食べさせてくれた相手には、きちんとお返しをしなくてはならない。余裕があればとにかく頻繁にパーティーを開け。音楽を演奏し、歌を歌い、話をして聞かせ、相手を楽しませよ。」 (同書、97‐98頁より引用。[ ]内は引用者による補足)

 
 
 
 
 
 
         
      

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