『囚人のジレンマ』 リチャード・パワーズ 著








     『 囚人のジレンマ 』  リチャード・パワーズ 著

















  『 囚人のジレンマ 』
    リチャード・パワーズ
    柴田元幸、前山佳朱彦


2007年5月11日発行
四六判・上製・424頁
みすず書房


みすず書房 ↓(リチャード・パワーズ)
http://www.msz.co.jp/book/author/13907.html


再読しています。
文脈によって、立つ位置によって、ものの見方がさまざまに
変わっていきます。以下の文章の捉え方も、文脈によっては、
まったく違った捉え方ができるでしょう。( あたりまえ、か。)
というより、文脈について書かれています。
あるいは、2000年代の日本の状況のことかもしれません。


「俺の見るところ、おまえや俺やリルは、戦後の繁栄という幻想の中で育ったんだ。あれこれ大きな期待が飛び交っていたものだから、すっかり贅沢になって、本物の満足ってものがわからなくなっちまったんだ。でもエドスキが生まれたのは、あらゆる電気製品が出たあと、あらゆる希望が消えたあとだ。誰であれもっといい暮らしを得るべきだと信じる理由は奴にはひとつもない。だから奴は心底幸せだし、何の不平もない。」 (同書、200頁より)

 
 
 
 
 
 
   
   
   
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