『通話』 ロベルト・ボラーニョ著









     『 通話 』 ロベルト・ボラーニョ著、 松本健二 訳










  『 通話 』
   ロベルト・ボラーニョ
   松本健二


2009年 6月25日発行
四六・フランス装・250頁
白水社 (エクス・リブリス・シリーズ)



「スペインに亡命中のアルゼンチン人作家と〈僕〉との奇妙な友情を描く「センシニ」をはじめ、心を揺さぶる14の人生の物語。ラテンアメリカの新たな巨匠による、初期の傑作短編集。」


詳しくは ↓ (白水社)
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09003



短編集ですが、一つひとつの話がつながっており、
でも連作ではなく、3つの世界のなかで
群れのように、まとまった作品です。いや、
作品ではなく、群れ、です。


「チェーホフ、カフカ、ボルヘス、カーヴァー、彼らの作品の
完璧な受容が、これらの物語の原点にある」 (オビより引用)
のかもしれないですし、
「ウディ・アレンとタランティーノとボルヘスとロートレアモンを
合わせたような鬼才」 (フランスの批評家の言葉、訳者あとがきより引用)
なのかもしれません。


「心を揺さぶる14の人生の物語」と謳っていますが、
揺さぶるというよりは、ざらっとした感触がしばらく
つづくというか、歯の付け根にかすかに苦いものが
刻まれるような、そういう心地よさがあります。
皮肉で言ってるんじゃありません。心地いいのです。

おすすめのご本です。

  
  
  
  
    
   
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